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生活保護110番を運営する管理人の覚え書き。
 2008/01/12 Sat 22:23:19  E d i t
新年1月3日から9日にかけて、7回にわけて「貧困 足元で」という特集が組まれました。
生活保護110番にも取材依頼があり、会員宛に告知をさせていただきました。

掲載告知が遅れたのは、私の手元に新聞が来たのが10日過ぎだからです。申し訳ありません。

私のコメントは、1月5日付の「(3)若者−転落、ささいなことから」で紹介されています。

以下、引用。

ネット上で相談を受け付ける「生活保護110番」。管理者で、埼玉県に住む元ケースワーカーの大山典宏さん(33)は、若者の貧困の深刻さを指摘する。「役所が生活保護を受け付けない『水際作戦』のあおりを食っているのは若者。風邪のひき始めに「頑張れ」と励まされ、肺炎になって集中治療室に運ばれようやく治療が受けられる」

「仕事を探しなさい」「家族を頼ればいいでしょ」と言われるのは、若い人。

お年寄りにはそんなに無茶なことは言わない。

それで、若い人は無理をして頑張って、ボロボロになってうつ病になってから、ようやく生活保護を利用できるようになる。

だから、制度からの自立も進まない。

そんな話をしました。
出版のきっかけ 
 2008/01/12 Sat 22:04:19  E d i t

「本を出したいなあ」と漠然と考え始めたのは、ちょうど、昨年の4月ごろ
になります。

職場の仕事も3年目で余裕が出てきたこともあり、「なにかやりたいなあ」
と思っていたのです。実は、前々からやりたいやりたいと思って、なかなか
できないことがありました。暖かくなったので、思い切ってやってみよう。

そう思って始めたのが、「サイトの利用者に会って、インタビューをする」
という試みです。皆さんもご存知のことかと思いますが、一昨年の終わりご
ろから、格差や貧困に関する議論がマスコミで大きく取り上げられるように
なりました。私の所にも取材依頼が殺到(と言っていいでしょう)し、サイ
トの利用者宛にたびたび取材依頼のメールを送るようになりました。

もちろん、記者の方などから間接的に「どんな方だった」という話は聞くの
ですが、自分でも会ってみたいという気持ちが強くなりました。

思い切って何人かの方にメールを差しあげたところ、「会ってもよい」と返
事をくれた方がいらっしゃいました。4月から5月にかけて、4名の利用者
にインタビューをさせていただき、聞いた内容をテープから起こしていきま
した。もともとはサイト・コンテンツのひとつとして追加するつもりだった
のですが、なんだかそれだけではもったいないなあと感じていました。

そんな時、ある週刊誌の記者のインタビューを受けました。

諸々、お話をさせていくなかで、「こういう若い生活保護の利用者の声が届
けられるような本を出したいと思うんです」という話題を振ったのです。


いやあ、そういうのは、あんまりニーズがないと思いますよ。


...といわれていたら、たぶん、今回の本は出ていなかったでしょう。

幸いなことに、記者はとても興味をもってくださり、同じ出版社の新書編集
部に企画書を持ち込んでくださいました。残念なことに、その出版社では企
画は実を結びませんでしたが、その記者は「絶対に出してくれる出版社があ
るはずだから、他にも持ち込んだ方がいい。自分が協力してもいい」と言っ
てくださいました。

それなら、ということで今までもらった名刺をみながら、マスコミ関係者に
「本を出したいので、編集者を紹介して欲しい」というメールを送ることに
しました。

本来であれば、取り立てて目立つキャリアもない平(ひら)の地方公務員で
す。無視されたり、やんわりと断られてしまうのではないかという不安が大
きかったです。

しかし、これも本当に幸いなことに、多くの方から「知り合いの編集者に声
をかけてみるよ」と返信をいただきました。

そして、いくつかの出版社に企画書を持ち込み、その中で「会ってもいい
よ」と声をかけてくださったのが、前回、ご紹介したPHP新書の横田さん
です。

緑豊かな英国大使館にほど近いPHP研究所東京本部に足を運び、いよいよ
企画のプレゼンテーションをすることになります。

事前に企画書や見本原稿はお渡ししていましたが、実は、その他に2枚の
ペーパーを用意していました。企画のプレゼンの時に、この2枚を効果的に
使うことができれば、(もしかしたら)出版の話も通るかもしれないと思っ
ていました。


(つづく)

テーマ:生活保護 - ジャンル:福祉・ボランティア